何と夕凪大地史上初の英語タイトルです。
アレンくんは英語圏だもんね、仕方ない。
… ア レ ン ?
…………すいませんティキアレです
再会できたら仕返ししようとか思い切り怒鳴ろうとか、いっぱいいっぱい考えてたんです。
だけど。
「……ふッ、うぇっ……ひっく」
「泣くなよ、少年」
「ティ、っ……」
駄目。
殺されても好き。
会いたかった。触れたかった。もう一度抱いて欲しかった。
また殺されても構わないから。貴方のあんな、快楽と凌駕する苦しみを見ることができるのならば、また貴方の手にかかっても。
事切れる瞬間、やっぱり貴方がそばにいて欲しい。
懐かしすぎる煙草の匂いに包まれて、僕はひとしきり、涙が枯れるまでティキの胸元で泣きじゃくりました。
いつもならシャツに染みができると嫌がるくせに、今だけ何も言わないなんて卑怯者。僕はいつまでも泣きやめないじゃないですか。
死んだら二度と貴方に会えない。
知ってました?
僕は、それが、一番怖かったんですよ。
「少年が生き返っちまったら、また殺さなきゃなんねぇんだけど……」
ティキが僕を抱きしめる、その腕へどうしてこんなにも。
「僕だって、次こそ貴方を倒さなきゃいけないんです」
力がこもっているのかなんて、僕は良い方にしか解釈しないのに。
本編のどこでこんなおいしい状況が生まれちまうんだとかそういうのつっこまない!
どうにか10巻の続きあたりに起こったはずだとぶちこんどいて!
いやー、ほんと、気づけばすっかりティキアレですね私。
ラビアレも神アレもスタラビも大好物なんだけどね、読みたいと書きたいは違うんだよね。
ヘタレ攻しか筆がのらない。(あーあ、言っちゃった)
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