「魍魎の匣」気になる~!!
今は文庫の分冊版が出たりしている京極ですが、私との出会いはたぶん今からちょうど10年前のこと。
新書版しかなかった時代でした。
この新書版がまたクソ重い!
どんな姿勢で読んでも腕が疲れるマジックでした…。
辞書を読み続けてる感触です(笑)
しかも当時の私は今よりひどい活字狂。
1冊の本は一気に読み切らないとどうも気が済まなかったのです。
ご体験なさった方は納得いかれると思いますが、あれを通読するとですね、何と半日かかるんですよ。
正確には11時間。
つまり放課後から読み出して夕食休憩とお風呂(時間外)が入って翌日の夜明けまでかかる、と。
長丁場!
さらに京極の醍醐味ですが、大学の論文級に本格的な妖怪語り。
10年前の私には素で意味がわからなかったため、理解しようとじっくり読むのにめちゃくちゃ体力使うんですよね。
そんで読めば読むほど夜は更けますます怖くなる。
あんな読み物、初めてでした。
その懐かしい京極シリーズ、私は図書館で借りていたのですがいつも貸し出し中。
だから発行順に読むことができなくて、とりあえず初めに借りて読んだのが「鉄鼠の檻」と今回話題の「魍魎の匣」だったのでした。
いやー怖かった。
当時ほんとに怖かった!
実は、それ以来一度も再読しておりません。
久々に読みたいけれど…新書は疲れるから文庫だなぁ…。
朝から読み出して当日中に終わらせたいと思います(笑)
夜中は怖いから!
あ、当時は京関でした。
でも榎木津が大好きすぎて京関どころじゃなかったよ。
って、10年前からホモチェックは欠かせなかったのか私…orz
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